「なんだか疲れる毎日」に、理由はあります
「なんだか疲れる毎日」に、理由はあります
学生時代から、医師になってからも、ずっと「競争」の中にいた気がします。
試験、評価、実績、キャリア。
気づけばいつも誰かと比べられていて、知らないうちに気を張っている。
大きなストレスではないけれど、
じわじわと削られていくような疲れを感じることが多くありました。
今はクリニックを開業し、患者さんやスタッフと一人ひとり丁寧に向き合える時間が増え、
以前よりもずっと、満足感の高い日々を送れています。
だからこそ思うのは、
「理由のわからない不調」の多くは、
実はこうした日常のストレスの積み重ねなのではないか、ということです。
「特別な原因がないのに調子が悪い」
外来をしていると、こんな相談がよくあります。
なんとなくずっと疲れている
やる気が出ない
体がだるい
胸が苦しい感じがする
眠りが浅い
でも検査をしても、大きな異常は見つからない。
こういう状態は決して珍しくありません。
競争社会と「見えないストレス」
今の社会は、気づかないうちに常に評価されています。
仕事の成果
周囲との比較
SNSでの他人の生活
こうした環境の中で、
知らないうちに「頑張り続ける状態」になってしまう方が多いです。
この状態が続くと、
自律神経が乱れ、心と体の両方に影響が出てきます。
心の疲れは「体の症状」として出る
ストレスは、いわゆる「気分」だけの問題ではありません。
実際には
動悸
息苦しさ
胃腸の不調
頭痛
慢性的な疲労感
といった身体症状として現れることも多いです。
「気のせい」ではなく、
体にしっかりと反応が出ている状態です。
頑張りすぎている人ほど、気づきにくい
特徴的なのは、こういった不調が出る方ほど
真面目
責任感が強い
周囲に気を遣う
といった傾向があることです。
「これくらい普通」
「みんな頑張っているし」
そうやって無理を続けてしまう。
でも、体は正直です。
治療は「頑張り方を変えること」
こうした状態では
生活リズムの見直し
ストレスの整理
必要に応じた薬物療法
が有効です。
抗うつ薬や抗不安薬は
「弱い人が使うもの」ではなく
👉 脳と自律神経を整える治療
として使われます。
最後に
競争の中で頑張ってきた人ほど、
気づかないうちに疲れがたまっています。
「なんとなく調子が悪い」
「理由はないけどつらい」
そういう状態は、ちゃんと理由があります。
無理に我慢せず、
一度立ち止まって、自分の状態を見つめてみてください。
必要なときは、私たちがサポートします。
四ツ谷レディスクリニックメンタルプラス
院長 小林遼太郎