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生理前になると気分が落ち込む・イライラする方へ  PMS/PMDDを婦人科とメンタルの両面から考える

  生理前になると、なぜか気分が落ち込みやすくなる。 普段なら気にならない一言に強く傷ついてしまう。 理由もなくイライラしたり、涙もろくなったりする。 こうした変化を「自分の性格の問題」「気合いが足りないだけ」と考えて、一人で抱えてしまう方は少なくありません。 しかし、生理前に繰り返し起こる心身の不調は、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)として治療や相談の対象になることがあります。 PMSとは、生理前に心や体の不調があらわれ、生理が始まると軽くなっていく状態を指します。 症状は人によってさまざまで、腹痛、頭痛、むくみ、眠気、乳房の張り、だるさなどの体の症状が出る方もいれば、気分の落ち込み、不安、イライラ、集中力の低下、過食、涙もろさなど、メンタル面の症状が強く出る方もいます。 その中でも、特に気分の落ち込みや怒りっぽさ、不安感などが強く、仕事や学校、人間関係に影響が出る場合には、PMDDの可能性も考えます。 大切なのは、生理前の不調を「婦人科の問題だけ」「メンタルの問題だけ」と分けすぎないことです。 月経周期に伴うホルモン変動が、睡眠、ストレス、職場や家庭での負担、人間関係の緊張などと重なり、症状としてあらわれることがあります。 そのため、婦人科的な視点と、心療内科・精神科的な視点の両方から状態を見ていくことが重要です。 治療には、生活リズムの調整、睡眠や食事の見直し、運動、漢方薬、低用量ピル、抗不安薬の頓服、SSRIと呼ばれる抗うつ薬など、さまざまな選択肢があります。 どの治療が合うかは、症状の強さ、月経周期との関係、妊娠希望の有無、仕事や生活への影響などによって変わります。 「毎月、生理前になるとつらくなる」 「仕事や学校に行くのが苦しくなる」 「人に強く当たってしまい、あとから後悔する」 「涙が止まらなくなる」 「自分でも感情をコントロールしにくい」 このような状態が続く場合、我慢だけで乗り切ろうとしなくて大丈夫です。 四ツ谷レディスクリニックメンタルプラスでは、婦人科とメンタルの両面から、生理前の不調についてご相談いただけます。 生理前の心身の変化でお困りの方は、一度ご相談ください。 四ツ谷レディスクリニックメンタルプラス 院長 小林遼太郎

ラングスジャパンという、もう一人のきょうだいとともに

 私が生まれるのとほぼ同じ時期に、母は株式会社ラングスジャパンを立ち上げました。 小さな一室でブーメランを輸入し、何の伝手もない中、母がブーメランを片手に東急ハンズへ営業に行く。 そんなところから始まった会社です。 幼い頃の私にとって、家の一室が会社であることは当たり前でした。 家にはいつも従業員の方々がいて、仕事の話があり、商品があり、段ボールがありました。 小学生の頃には、出荷が間に合わない時にビニール詰めや段ボール詰めを手伝うこともよくありました。 勉強しなさいと強く言われた記憶はあまりありませんが、社会や仕事がすぐ隣にある環境で育ったことは、今振り返ると何より大きな学びだったように思います。 やがて会社は少しずつ成長し、ヒット商品が出るようになりました。 学校で友人たちがラングスジャパンの商品で遊んでいる姿を見た時は、不思議な誇らしさがありました。 私にとってラングスジャパンは、単なる家業というよりも、自分と一緒に育ってきた、もう一人のきょうだいのような存在です。 一方で、大学時代には、お小遣いや仕送りがなかったため、アルバイトをしながら生活費をまかない、教習所にも通っていました。 限られた時間とお金の中で予定を組み、自分で働いたお金で生活を成り立たせていくことは、簡単なことではありませんでした。 仕事には体力も必要で、時間のやりくりも必要で、人間関係の難しさもあります。 決して特別な経験として語りたいわけではありませんが、自分で働く中で、社会の中で生きていくことの大変さや、働くことの重みを少しずつ実感していったように思います。 家族が仕事に向き合う姿、従業員の方々が一つの商品を届けるために動いている姿、そして自分自身がアルバイトを通して社会の中で働いた経験。 そうした日々を通して、自然と「人は何に悩み、何を支えにして、どのように日々を過ごしているのか」を考えるようになりました。 その後、私は医師となり、精神科の道に進みました。 精神科医として患者さんと向き合う中で感じるのは、人の悩みは病気だけでできているわけではない、ということです。 仕事、家庭、人間関係、育ってきた環境、将来への不安。 そうしたものが複雑に重なり合い、心や体の症状として表れることがあります。 「眠れない」 「気分が落ち込む」 「不安が強...

GW明けに感じやすい心の不調と、その対処法について

 こんにちは。 四ツ谷レディスクリニックメンタルプラスの院長 小林遼太郎です。 ゴールデンウィークが明け、日常に戻られた方も多いのではないでしょうか。 今年のGWは、私も家族と過ごす時間が多く、いつもとは少し違うゆったりとした時間を過ごすことができました。 息子と一緒に公園をはしごするように歩き回り、気づけば何カ所も回っていました。 その中で、これまでできなかった段差からのジャンプができるようになっていて、成長を感じる場面もありました。 また、普段は「パパ」と呼んでくるのに、ふいに「お父さん」と呼ばれた瞬間があり、 ほんの小さなことですが、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。 こうした何気ない時間は、日々の忙しさの中ではなかなか気づきにくいものですが、 改めて大切な時間だと感じています。 ■ GW明けに体調を崩しやすい理由 連休明けは、心や体に不調を感じやすいタイミングです。 生活リズムの変化 仕事や学校への切り替えによるストレス 休みとのギャップ こうした要因が重なることで、気分の落ち込みや不安感、不眠などが出やすくなります。 ■ よくある症状 この時期、外来でも以下のような相談が増えます。 朝起きるのがつらい 仕事に行こうとすると気分が重くなる なんとなくやる気が出ない 夜なかなか寝つけない これらは決して特別なことではなく、 環境の変化に対する自然な反応でもあります。 ■ 無理をしすぎないことが大切です 連休中のようなゆったりした時間から急に元の生活に戻ると、 どうしても心と体に負担がかかります。 無理に元のペースに戻そうとするのではなく、 できる範囲で生活リズムを整える 少し余裕を持った行動を意識する 完璧を求めすぎない といった調整が大切です。 ■ 最後に 日常の中で感じる小さな出来事や変化は、 思っている以上に心のバランスに影響しています。 少し疲れを感じたときには、そうした時間を思い出しながら、 ご自身のペースを大切にしていただければと思います。 連休明けで不調が続く場合には、無理をせずご相談ください。 四ツ谷レディスクリニックメンタルプラス 院長 小林遼太郎